ワックスの効果は3つ
- 保湿効果 透明被膜が床を保護
- 艶効果 小さな傷を隠します。
- お手入れ効果 埃が付きにくくなり掃除がしやすくなります。
フローリングのワックスはホームセンターなどで売っていますが、種類がいっぱいあります。先ずはあなたの家のフローリングが何かによって選択が違います。大きく分けて複合フローリングと無垢のフローリングに分けます。
- 複合フリーリングは合板の上に単板を貼って作っているフローリングです。303×1820の大きさが主流です。
- 無垢フローリングは言葉通りすべて無垢材で出来ており1枚1枚柄が違います。大きさも巾もいろいろな種類があります。
複合フローリングの方は水性の樹脂ワックスで塗ります。リンレイのオールワックスなどは昔からあります。塗りかたですが、綺麗に仕上げるには、まず埃、汚れなどを取り除きワックスは薄く素早く塗らなければいけません。それと塗ったあとは乾くまでは歩いては行けません。後が残って汚くなります。ですので塗りはじめと塗り終わりの位置決めが必要です。乾燥所時間30分もすれば乾きますので一部屋塗ってはドアを閉めて入らないようにします。家具も動かせたら良いのですがなかなか大変ですので、そのまま塗ることになります。その時は家具にワックスが付かないようにマスキングテープを貼って養生してください。
ワックスは2回目迄塗りますが3回目の時はクリーナーでワックスを落としてから塗ってください。汚れた上にワックスを塗っても綺麗になりません。ワックスを塗るワイパー(道具)もホームセンターで売っていますのでそれを使われた方が楽ですし、綺麗に仕上がります。薄く薄く塗ってくだいね!
最近の複合フローリングに一部ノンワックスフローリングがあります。塗ると弾いて汚く仕上がりますので確認してから塗ってください
ワックスも種類、金額もいろいろあります。各メーカーのホームページで確認してください。
無垢のフローリングの場合は表面の塗装がしているものと、無塗装のものでは違います。例えばウレタン塗装品、オイル仕上げ品などがあります。それと無塗装品があります。
ウレタン塗装品の場合 表面をウレタン塗装しているので、ワックスは塗らなくても良いですが表面のウレタンも傷が行きますので、ワックスは回数は減らして塗ってください。塗り込む注意点ですが無垢材のためワックスをトバドバに濡らして表面にたらさないように注意してください。表面はウレタン塗装ですがジョイント継手は無垢のままですので水分を含むと伸縮が始まります。よく私たちはフローリングが暴れるといいますが。やはり薄く薄く表面に塗ります。乾くまで踏まないようにです。
オイル塗装品の場合 植物性オイルを塗ているもの、オイルで仕上げているものは(濡れた感じの木目がきれいに出ている)はオイルが抜けてくるとシミのようなかんじのムラがで出来たら 再度オイルを刷り込むように塗ります。べとべとに塗ると乾くのに時間がかかりますので、要注意です。白い靴下などが汚れてしまいます。蜜ろうなど蜂の巣のロウなどで出来たワックスもいろいろあります。
無垢白木無塗装品の場合 白木専用のワックスも売られていますので専用品を使って下さい。
むかし日本では桧、杉、等の板張りには 米ぬか袋で水拭きをしていました。つやが出て飴色のなっていました。昔のワックスですね。
ワックスはできるだけ埃を取り除き 薄く、早く、乾燥まで歩かない これできれいに仕上がります。