第1種換気システム、第3種換気システムの違いは?
  • 住宅の換気はシックハウス関係により義務化になっています。簡単に言いますと2時間に1回家の空気が入れ替わる計算で換気計画をしています。そこでお客様には住宅使うのは第一種換気と第二種換気と第三種換気はどれが良いの?と聞かれたことがあります。

      第一種換気は給気、排気を機械式行う換気方法です。

 

機械が大きくなり給気も排気も機械までダフトを使って工事します。計画的にはこちらの方が給気の位置、排気の位置を選べます。風の流れを思う通りに計画出来ます。

夏の暑い空気、冬の寒い空気を熱交換、湿度調整しながら給気しますので、室内の温熱環境が一年中快適にできます。しかしお客様が機械の清掃を怠ると汚染された空気が循環することになります。第三種換気に比べて価格の工事費もかかります。それとダフト中が掃除できません。ダフトは天井の中に配管してあり10年後に換気本体を交換時期に交換できてもダフト迄は交換できません。ですので給気で取り込んだ空気をフィルターで綺麗にしないといけませんが、掃除を忘れてしまうと汚ない空気がダフト内に付着します。大型の機械になりますと機械室が必要になります。通常はよく各階の天井に取り付けるタイプが多いです。

第三種換気は機械で排気し、外部に出た分の空気が自然に入り込むという換気の方法です。

 

取り込む給気は部屋のガラリから自然に取り込みながら共用部などのトイレ、洗面室などから排気します。第三種換気は給気はダフトが無いので工事費も安くでき、機械部も小型もしくは換気扇だけで良いため特別な機械室、天井部、の設置が不要になります。

 

 

 

 

 

しかし各季節、季節の外気温がそのまま入ってくるため夏は暑く、冬は寒いというデメリットが発生します。

 

 

 

 

   第二種換気は給気を機械式で取り入れて排気は自然に出すという換気方法です。

しかし住宅では不向きなため、病院などの集中治療室など医療関係で使われています。入ってくる空気を機械で浄化しています。

 

コストをかけれる方は第一種換気がお薦めです。室内の冷暖房費も抑えることができます。

コストパフォーマンスを取るなら第3種換気です。

どちらも窓は開けてはいけません。外の空気が乾燥して気持ちいいと体感できるときのみ開けていただき空気が入れ替わったなら窓を閉めて使って下さい。

      どちらも止めてはいけません。365日 24時間回してください