梅雨に入って樋の問い合わせが増えます。雨が降らないと樋の不調はなかなか気がつきません。雨降りの時に軒樋(屋根についている樋です)から漏れている、もしくは溢れているということが起きているお宅があります。
ジョイントから漏れている方はつなぎ目の所がボンド切れが発生していますので上部よりシーリングをするだけでも止まります。軒樋から溢れているお宅は各落とし口が詰まっている可能性が。山や大きな木が近くにあり樋の中に落ち葉が詰まり落とし口廻りで葉っぱや泥が詰まり流れを止めてしまっているためです。コンビニ袋にいっぱいになるほど詰まっているときもあります。
どちらも高い位置に当たるためハシゴがいるためプロに頼むしかありません。高所作業ですので、素人の方はダメです。ハシゴも樋に掛ける為横に滑るので絶対やめてください。
軒樋から流れた雨水は落とし口から竪樋の中を流れて1階の土の中にある雨水枡の中に入り配管へとつながって宅地外へと排出されます。
竪樋はジョイント近くで外れ、割れが起こっていることがあります。縦樋が土中の配管ひ引っ張られて外れ、割れが起こっているためです。よくあることですので、外れている近くの竪樋を切ってつなげれば修理は難しくはありません。
雨水枡には屋根からの水には泥が混じって落ちてきますので、枡の中で泥溜めを着けています。10年以上開けていない方は一度枡の蓋を開けて泥を取ってください。結構溜まっていますよ。
この雨水枡はコンクリート製です。丸い雨水枡もあります。
そこに砂を溜めて上澄みの水だけを宅外に排出します。
一度あなたの枡を開けて確認してください。雨の日に竪樋の雨水が流れているのを見てください。