不思議と5月になると赤い虫がコンクリートのの隙間から出てきているとお電話が入ります。
写真の真ん中に写っている赤い虫。
1㎜ぐらいの小さな虫です。調べてみたところ虫ではなくダニの一種だそうです。アース製薬の見解だとこのダニはカベアナタカラダニだそうです。コンクリートやアスファルトの隙間などの乾いたところを好み、花粉や昆虫を摂食する雑食性ダニだそうです。毎年春に卵が孵化して5月に成ダニになり7月になると死に絶えていなくなります。産卵場所は壁の隙間などに産み付け夏、秋、冬をこして春に孵化するそうです。
カベアナタカラダニは人を刺したり噛んだりしませんがつぶした体液が付くと皮疹をおこす場合もあるそうです。
市販の防虫剤で駆除してください。この赤いタカラアカダニが出た後はもっと気持ちの悪いヤスデが出る季節になります。ムカデの小さい虫です。玄関前や壁面基礎などに動き廻っています。梅雨時期に特に動き回ります。敷地周りの枯れ葉のなどを食べている虫です。枯れ葉の裏にいて雨が降りだすと一斉に壁に登りはじめます。それがあまりにも大量発生する年が有ると電話が良くかかって来ます。
写真引用 アース製薬HP
ヤスデは知らずのに踏みつけてしまうとくさい臭いがつくのでホウキで履いて玄関先から散らして下さい。市販の殺虫剤で駆除するしかありません。玄関などに開けている時に室内に入ってくる場合があるので注意してください。ヤスデはムカデと違い刺すことは有りませんがつぶして臭いがつかないように気をつけて下さい。庭の枯れ葉も綺麗に片付けてヤスデの住みかにならないようにしてください。植木鉢の近くにもいるらしいです。ので、壁の近くから離しましょう。