フローリングの傷補修  プロ編

新築時はよく物を落としてフローリングに傷をつけてしまいます。何年も住んでいると気にならなくなりますが。フローリングの補修方法はいろいろあります。クレヨンのようなもので埋める方法は誰でも出来ますので、お勧めですが靴下などで剥げることもありますので、上級者編です。今回はプロにお願いするとこのようになります。白く傷の入ったフローリングです。

傷を見てシェラックの艶消しのリペアステックを溶かして表面に落とし込み先ずは穴を埋めます。樹脂のような硬い補修材です。

 

今回はこの2種類の色を混ぜてフローリングに似た色に混ぜ合わせます。各色があり混ぜて色を作ることが出来ます。電気鏝にて加熱して溶かします。溶かした補充材を穴より多めに盛り上げ充填します。

それからは細かいペーパーなどで研磨に入ります。廻りのフローリングには傷をつけないようにしながら詰めたところとフローリングが面になるように研磨します。手で触れて段差がわからなくなるまで仕上げます。

 

次は着色に入ります。

廻りとわからないように色を付けて木目などを細かい筆で書きます。書いた跡が目立たないようにボカシを入れたりします。このパレット色も混ぜてフローリングの色にあわせます。

 

最後にフローリングに合わせて補修用クリアー全艶消し、7分艶消しなどのスプレーで吹き付けて完了です。

補修した本人はよくわかりますが初めて見る方は全く分からなくなります。