フローリング、畳にカビ発生時期が来る前に。

寒い冬も終わり春の季節になりました。三寒四温の日が続きますが、確実に暖かくなりました。畳の上に敷物をしている方は今からは外して畳の表面に風を通して下さい。必ず毎年畳にカビを生やしてしまうお宅にお伺いします。昔は畳を立てて虫干しをしましたが今の時代そんなことをしているお家は有りません。昔の畳は藁床でしたので湿気を吸ったのを乾かしましたが、今の畳は断熱材と紙の圧縮材などで挟みできています。湿度は下にたまり畳と敷物との間にカビが発生してしまいます。早く気が付けばお湯などで吹き上げ取れることもありますが黒く染みになることが。表替えする事になり費用もかかりますので大変です。

 

 

 

 

 

 

春と秋は気持ちのいい季節ですが、春は意外と湿度が高い日が多いです。梅雨が来る前にこのような畳の上の敷物は外しましょう。畳の厚みは60㎜、55㎜が主流でしたが今では15㎜~60㎜迄いろいろな厚みが揃っています。フローリングの上に15mmの置き畳サイズからサイズも900×900の半畳 900×18001帖畳などあります。置き畳みも置いたままにはしないでください。フローリングの上のカーペットもです。

フローリングの上のカーペットを剥いでみると下のフローリングにカビが生えていることがあります。長期にわたり湿気のためフローリングの表面がざらついています。

フローリングの艶が無くなりざらついています。ワックスを塗ってもここまで傷んでしまうと元には戻りません。ウレタン塗装が劣化した為です。洗面室やお風呂の前にフローリングを張られているお宅の水のかかる床みたいになってしまいます。早め早めに確認し風を通して敷きっぱなしは避けてください。