築15年目の家のメンテナンス

家も15年も経つといろいろ不具合がでて来ます。外部では外壁材の劣化。外装サイディングボードのコーキング材の劣化。ガス給湯機器。

あるお宅ではキッチンの水栓から水漏れが少しずつ漏れていてキッチンの床下収納庫を外して見ると基礎の床下が水が溜まっていました。通常はフローリングの濡れシミで異常が解りますが、今回は排水管を伝わり基礎内に落ちたようです。早急にカラン取り替えて基礎内の水を拭き取り完了。

別のあるお宅では洗濯機の排水が不良で床下に水が溜まっていました。キッチンの下は溜まってはないのですがそこから床下に入って行き洗面室の下にもぐって行くと水浸しです。洗濯機の給水を開いて点検異常なし。洗濯機パンに水を流して点検異常なし。お客様に話しをお聞きすると3年前にドラム洗濯機を買ったそうですがそれが使ってる時に洗面所の床が水浸しになったことが何度かあったそうです。洗濯機メーカーが何度も修理に来ましたが結局直らず新品と交換してくれたとの話。その時の水がまだ溜まっていました。

今の基礎はベタ基礎のため水が抜けることはなかなか無いです。何年も乾かなかった為床下は湿度のためカビが発生してました。このように点検をしないでいるとカビの中で暮らすことにもなりかねません。費用はかかりますが、10年前までに点検を受けてください。雨漏りなど発見すれば瑕疵担保保険で修理できますので

樋も点検してくださいこのように外れているときがあります。ボンドの接着が悪かったようです。上から流れてきてL型ジョイントが外れている現場が多いです。この場合ボンドを付け直して戻せば完了です。

住宅も建てた時のままではでは寿命が縮みます。ある時期でのメンテナンスをきっちりしていればこの後の10年も安心して暮らすことが出来ます。是非ともメンテナンスをしてください。