サイディング(外壁材が汚くなってきた)の劣化

日当たりのよい場所の家ほど外壁材の劣化が進みます。(汚い、色が変色)それにサイディングとサイディングの間のコーキングが切れてきてるのを見つけることも。こんな状態ですと雨水は侵入してきます。しかしすぐには室内に雨水が侵入しないように中に透湿防水紙が貼っています。しかしサイディングの小口からしみ込みサイディング本体が膨れや、変形もしくは割れが発生してきます。

左の写真はサイディングの反り発生。

右の写真コーキングの切れが発生

 

 

 

 

 

こうなったら早急にコーキングの打ち替え後塗装工事が必要になります。10年近くになりますとサイディングも手でなぜると白く手が汚れます。白華現象です。塗装をすることで、もう一度美しい外壁に生まれ変わります

塗装工事になりますと足場を敷地内に建ててコーキングの打ち替えと塗装工事となります。              まずは

①足場を設置する                                                 ②高圧洗浄機で家を洗う                                                            ③コーキングを剥がす。そして新しくコーキングを施工する。                             ④屋根、壁、その他(樋、雨戸、破風板、軒天井など)の塗装工事をします。

  足場組状態の現場

費用はいえの大きさにもよりますが120万~200万ほどです。                           塗料の種類もいろいろですが、通常ではシリコン塗料で塗ります。シリコン塗料は10年から15年耐用年数です。この上にフッ素塗料もありますが、スレート屋根の劣化のほうが早いため壁が長持ちしても結局屋根の周期で塗り替えを、行わなければなりません。

瓦屋根にお住まいの方はフッ素塗料の選択もできます。瓦屋根は塗装が要りませんので。フッ素塗料は13年から18年ほどの耐用年数です。価格はアップしますがサイクルが長くなります。

この頃このサイディングに吹き付け塗装をされる方がおられますが塗装後5年以内に雨漏れしているお宅が私のメンテナンスでお伺いするお宅で起こっています。塗装はローラーにて塗装してください。コーキングも打ち替えしないまま吹付(ざらざらしている素材)で隠して塗装しているケースも。きっちりした工事をできる業者を選ばなければいけません。