バルコニーの防水は？

バルコニーの防水の種類はお宅の表面でわかります。

今の住宅では良く使われているのは。

FRP防水。ガラス繊維を使って下地にボートの底のように樹脂で固めています。車のF1の車体にも使われている　　　　　軽量な素材です。衝撃にはヒビ割れが起こりますので落下物には気をつけてください。色はグレー色が標準です。

鋼鈑防水。字の如く鉄板です。下地に張り付けて行きます。表面にシートを張り付けています。キズには強いですがキズがいくと素地からサビが発生することもあります。

塗膜防水。モルタル床の下にピッチ、ウレタンなどの塗膜にて防水しています。古い木造住宅に使われていました。

シート防水。バルコニーより屋根などの非歩行部に使われていることが多いです。シートのロールにてジョイント部を圧着して防水し

ＦＲＰ防水の床です。現在の2階建木造住宅で採用が多い床です。直射日光が当たり経年劣化が始まると小さなひび割れが出てきます。トップコートのひび割れです。この状態ですとトップコートの再塗装で直りますが、その下のガラス繊維が出てしまうと防水工事の再施工が必要になります。再施工には防水層をケレンにて新しいガラス繊維を樹脂で固める際に下地になじませるために行います。ケレンでの埃がすごいためトップコートが劣化したら塗り替え時期を遅れないように施工してください。

鋼板防水は表面のシートの傷から錆び、もしくは穴が開いた場合は補修にて対応します。雨水が侵入する前に処理してください。