サイクルポートの屋根の張替工事

サイクルポートの波板が台風、強風でこのように外れたお家がよく見られます。

波板が太陽光線にて劣化が始まり風にあおられることにより割れて飛び散った状態です。

波板種類には

塩ビ波板   値段が安い 加工がしやすい  耐久性が低く劣化しやすいため2年から3年が交換目安

ガラスネット波板  塩ビ波板にガラス繊維ネットを組み込んだ強度をプラスしたもの4年から5年が交換目安

ポリカ―カーボネット波板 塩ビ、塩ビガラス波板より値段は高くなりますが耐久性は上がります。10年前後が交換目安

カラートタン波板 鉄板に塗装されている波板 住宅の屋根、壁にも使われている。 15年から20年が交換目安古くなるとサビが発生します。

ガルバニューム波板  値段も高くカラートタン波板より劣化は遅いですがザビも出てきます。

まずは古い波板を外します。今回のサイクルポートはアルミ製なので、横桟にフックという金物で、止めています。波板を止めているフックを押しながら回して外します。現状のフックはプラスチック製のワンタッチのフックを採用していました。

押しながら回すだけで固定しますので楽です。しかしプラスチック製ですので耐久性が低いです

今回は金属フックにて固定します。1個ずつナットを回して閉めつけタイプです。手間はかかりますが耐用年数は上がります。

端から順番に2山ずつかぶせて止めながら取り付けていきます。山の頂点から横桟の中心に穴をあけてフックを差し込み引掛けてナットで閉めつけていきます。締め付けがきつくすると山がつぶれますので山がつぶれないように締め付けていきます。2枚かぶっている場所はかたいので力が要ります。

上から見るとフックが取りついているのが良くわかります。フックの間隔は15センチ間隔ほどです。波板の幅が600ですので中2本です。風の強う場所では中3本でも良いと思います。

すべて取付て完了です。

今回はブロンズ色での施工でした。